矯正治療を考えているのですが、4カ所すべてに親知らずが生えています。 この場合は親知らずを抜いてから矯正治療を始めるのでしょうか? また、職業柄よくお客様と直接お話しする機会が多いので、お客様に気付かれないような目立たない矯正をしたいと思っています。先生のところではそういった治療は可能ですか?


こんにちは。
ティースアート矯正歯科 院長の椿です。
本日はよろしくお願いいたします。

よろしくお願いします。

親知らずが生えている際の矯正治療法と目立たない矯正をご希望だと伺いましたが、詳しくお聞かせ頂いてもよろしいでしょうか。

はい。
以前から自分の歯並びは気になっていたのですが4カ所すべてに親知らずが生えています。
この場合は親知らずを抜いてからの処置になるのでしょうか?

レントゲンなどで確認してみないとはっきりとしたことはわかりませんが、親知らずにつきましては一般的に抜いてから矯正治療を始めたほうがスムーズに進められることが多いです。

そうなんですね。
以前どこかで「抜かない矯正」というフレーズを聞いたことがあったので抜かないで治療ができるものだと勝手に思っていました。

もちろん抜かないで矯正治療をできるのであれば、私も患者様に抜かない治療法をおススメします。
しかし、日本人含めアジア人は短頭型といって頭部の奥行きが短い方が多いです。
逆に頭部の奥行きが長いことを長頭型といい欧米の方たちに多いです。
これらのことから奥行きが長い長頭型ですと、親知らずなどが生えるスペースは十分にあるのですが、短頭型であるアジア人はスペースがないケースが多いです。
そのため奥行きがない場合に歯並びがガタガタになってしまうと後ろにスペースがありませんので前に出る傾向があります。
いわゆる出っ歯の症状です。
アジア人は出っ歯が多いのですが、それも理由の一つです。
ですので、親知らずがあると余計に前に出る傾向が強くなってしまうので抜いてからの矯正治療をおススメしています。

骨格に関係していたんですね。
抜かないで矯正治療をする場合はどのように治療するのですか?

抜かないで矯正治療をする場合は顎を広げます。
針金など装置を使って歯並びを一時は広げることはできるのです。
ただし、広げるといっても限界はありますし、皮質骨といって硬い骨の位置は変わりません。
矯正装置を着けて皮質骨以上に広げてしまいますと歯は形だけ外に広げているだけですので、矯正装置を外して何年か経つとベースの骨の中に戻ってしまうのです。
一時的に歯並びが良くなっても意味がありませんので、元に戻ってしまう可能性がある患者様には治療後の安定性を考えて抜いたほうが良いとお伝えしています。

一概に抜いたほうが良いのか悪いのかということは決められないということですね。

その通りです。
患者様によってお口の中は違いますので、その患者様に合った治療法をおススメしています。

ありがとうございます。
親知らずについてはしっかりと調べてもらい矯正方法を考えていきます。
目立たない矯正についてはいかがですか?>

目立たない矯正につきましては歯の裏側に矯正装置をつけて、「見えない矯正」にて歯並びをきれいにしていきます。
大きく笑っても装置は見えませんので、人目を気にしないで矯正治療を行えます。
当医院では大人の女性の方が多いので、「見えない矯正」で治療をする患者様が多いです。

それはいいですね。
職業柄お客様と話すことが多いので見えないと助かります。

よく人と話したり笑ったりする方には矯正治療と同時にホワイトニングの治療ができるということもご提案させて頂いております。

え!矯正とホワイトニングが同時にできるのですか?
矯正治療が終わってからでないとホワイトニングはできないと思っていました。

矯正治療を裏側ですることにより、ホワイトニングの処置も同時に行えるのです。
同時にすることでの注意点はいくつかありますが、当医院はその点につきましても独自のノウハウを持っていますのでご安心ください。

美意識の高い女性にはとてもいいですね。
私も歯並びだけでなく歯の色も以前から気にしていましたので非常に興味があります。
椿先生に相談させて頂いて良かったです。
ありがとうございました。

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